料理研究家として人気のリュウジさんは、SNSでの歯に衣着せぬ発言でも注目を集めています。実は彼には、27年間も会っていなかった実の父親がいました。2024年YouTubeの企画で父子は劇的な再会を果たします。父親の正体、生き別れた理由、炎上エピソードまで、リュウジさんの知られざる一面に迫ります。
もくじ
リュウジの父親は美容師兼モデル
リュウジさんの実の父親は、増田邦彦さんという65歳の現役美容師です。かつては「MEN’S NON-NO」のモデルたちを担当する一流スタイリストとして活躍していました。現在は静岡で自身の美容室を経営しており、店舗は自らDIYで作り上げたといいます。
モデル「kaya」としても活動
増田さんは「kaya」という名前でモデル活動も行っています。65歳とは思えない若々しい外見で、週2回の筋トレ、10年以上続けるヨガ、40年以上のサーフィン歴を持つアクティブな生活を送っているのです。キャンプ歴も20年以上というアウトドア派でもあります。
息子に会うためモデル活動を開始
増田さんがモデル活動を始めた理由は、息子であるリュウジさんに近づくためでした。有名になれば「どこかで会えるのではないか」と考え、Instagramへの毎日投稿を続けていたといいます。父親の切実な思いが、この行動の背景にあったのです。
27年間生き別れた理由
リュウジさんと父親が長年会えなかった背景には、幼少期の両親の離婚があります。
父親の浮気が原因で離婚
両親の離婚原因は、父親の浮気だったとされています。リュウジさんは母子家庭で育ちました。幼い頃に海へ出かけた際、サーフィンをする父親の周りに多くの女性がいる光景を目にし、子どもながらに嫌な気持ちを感じたと振り返っています。
小学生以来会っていなかった
リュウジさんが父親と最後に会ったのは、小学校3〜4年生の頃でした。その後約27年間、父子は疎遠な関係が続きます。幼少期の記憶から、リュウジさんは長年父親を「ろくでなし」と感じていたといい、女性への苦手意識も父親との体験が影響していたと語っています。
YouTube企画で父子が再会
2024年11月10日、実業家・桑田龍征さんのYouTubeチャンネルで、リュウジさんと父親の再会企画が公開されました。
リュウジ自ら企画を提案
この再会は、リュウジさん自身が桑田さんに企画を持ちかけたものでした。「このまま一生会わないのもどうかと思って」という言葉に、複雑な心境がうかがえます。再会が近づくにつれ、「自分と向き合う話だった」「結構大事だった」と気づいたといいます。
母親には知らせず共演
リュウジさんは動画内で、この父親との共演を母親には知らせていないと明かしています。「ほかの人たちがめんどくさい」と語り、家族関係をめぐる複雑な事情が存在することを示唆しました。父親は再婚しており、18歳年下の腹違いの妹がいることも判明しています。
リュウジのプロフィール
リュウジさんは1986年5月2日生まれ、千葉県千葉市出身の料理研究家です。
引きこもりから世界一周へ
中学から高校にかけて、オンラインゲームに熱中する引きこもり生活を送っていました。高校は1年で中退しますが、アルバイトで80万円を貯め、18歳で世界一周旅行を実現します。おとなしく陰気な性格だったという過去を持ちながら、行動力のある一面も見せていたのです。
月1万円生活から料理の道へ
19歳で帰国後、漫画喫茶でアルバイトを始めます。家賃3万5000円の家に住み、月収は11万円、食費は月1万円程度という貧困生活でした。節約のために始めた自炊が、現在の料理研究家としての原点となっています。
様々な職を経験
漫画喫茶店員を2年間、ホテルマンを4年間経験しました。イタリア料理店では3ヶ月で退職し、高齢者専用マンションのコンシェルジュとして3年間料理担当を務めています。多様な職歴が、現在の「生活のための料理」という哲学につながっているのでしょう。
リュウジの料理哲学
リュウジさんの料理スタイルは、貧困時代の経験から生まれました。高い食材を使わず、美味しいものをすぐに、簡単に食べたいという考え方を大切にしています。最短の道筋を追求し、無駄なことを一切しない料理法が、多くの支持を集める理由です。
炎上エピソード
リュウジさんは、その率直な発言から度々注目を集めてきました。
エピソード①港区女子との奢りトラブル
2023年10月、友人が呼んだ女性の飲食代を支払った経緯について、SNSで「なんで男ってだけで知らん女子の飯代払わなきゃいけないの?」と投稿しました。女性陣から「有名人なのにケチすぎる」「拡散してやる」と言われましたが、「俺間違ってない」と対抗します。
エピソード②堀江氏やGACKT氏も参戦
この騒動は「奢り・奢られ」論争に発展し、堀江貴文さんやGACKTさんといった著名人も参戦しました。約7日間トレンドが続く大きな話題となります。リュウジさんは結局支払いましたが、モヤモヤした気持ちを酔った勢いで投稿してしまったと振り返っています。
エピソード③赤いきつねCM擁護
2025年2月、東洋水産「赤いきつね」のアニメCMが「性的」「キモイ」と批判された際、リュウジさんは「性的に見えない」として擁護しました。女性が生きにくい風潮への理解を示しつつも、アニメ作品として擁護し、自ら女性版CMの実写動画を作成して公開しています。
エピソード④企業案件の二股騒動
ほっかほっか亭とファミリーマートの唐揚げ弁当コラボが同時期に発覚した際、「やべえ二股してんのバレた」とSNSに投稿しました。数時間の協議の結果、当時ヒカルさんと進撃のノアさんが「オープンマリッジ」を宣言した件を引用し「オープンマリッジとして生きていきます」とユーモアを交えて報告し話題を集めています。
エピソード⑤片親パン発言への怒り
飲み会の席で「片親パン」という言葉を聞いた際、リュウジさんは「俺の母親の気持ち考えたことあるのか」「一番心無いわ」と本音を投稿しました。母子家庭で育った自身の経験から、差別的な言葉に対して強い憤りを表明したのです。
まとめ
リュウジさんの父親は、美容師兼モデルとして活躍する増田邦彦さんです。27年間の生き別れを経て、2024年に親子は再会を果たしました。貧困生活から這い上がり、数々の炎上騒動を経験しながらも、自分の信念を貫くリュウジさん。その強さの背景には、複雑な家族関係と苦労した過去がありました。


















