メンタリストとして活躍するDaiGoさんが、2021年に大きな社会問題となる発言で炎上しました。YouTube配信での差別的な内容が波紋を広げ、厚生労働省が異例の対応を取る事態へと発展します。本記事では、DaiGoさんの炎上の詳細や経歴、家族構成について解説します。

DaiGoの炎上騒動の発端となった発言

DaiGoさんが炎上した原因は、2021年8月7日のYouTubeライブ配信における発言でした。視聴者からの質問に答える形で、生活保護受給者やホームレスの方々に対して差別的な内容を述べたことが問題視されます。「生活保護の人に税金を使うなら、猫を救ってほしい」といった趣旨の発言は、多くの人々から批判を浴びました。

命を選別するかのような持論を展開

配信の中でDaiGoさんは、さらに踏み込んだ発言を続けました。「自分にとって必要のない命は軽い」「ホームレスの命はどうでもいい」という、命を選別するかのような持論を展開したのです。社会的弱者への差別を助長する内容として、専門家や支援団体から強い非難の声が上がりました。

当初の対応と反論姿勢

炎上直後、DaiGoさんは謝罪を拒む姿勢を示しました。「個人の感想であり、謝罪する必要はない」と反論したことで、さらに批判が拡大します。この対応が、事態をより深刻化させる結果となりました。

厚生労働省の異例の対応

DaiGoさんの炎上を受けて、厚生労働省が公式Twitterで声明を発表する異例の事態となりました。「生活保護の申請は国民の権利です」という内容のツイートは、同省としては極めて珍しい対応でした。一般的に行政機関が個人の発言に直接言及することは稀ですが、それだけ社会的影響が大きかったことを物語っています。

謝罪と社会的制裁の経緯

8月13日、DaiGoさんは初めて謝罪の意を示しました。しかし支援団体からは「ポーズに過ぎない」と批判され、謝罪の真意を疑問視する声が相次ぎます。翌14日には、スーツ姿で再度謝罪する動画を公開しました。

涙の再謝罪と母親への思い

再謝罪の際、DaiGoさんは「自分の亡き母親が生活保護受給者だったら」という仮定で語りました。母親を思い涙を見せながら、自身の発言の重大さを認める内容でした。この謝罪により、一定の理解を示す声も出始めましたが、完全な信頼回復には至っていません。

CMの自粛

炎上の影響は、DaiGoさんの仕事にも及びました。アンバサダーを務めていた「のむシリカ」のCMが自粛される事態となります。多くの専門家や人権団体からヘイトスピーチであるとの声明が出され、社会的な制裁を受ける形となりました。

炎上時の弟・亮吾さんの反応

DaiGoさんの炎上の際、末弟の亮吾さんも厳しい態度を示しました。自身のSNSで「人の命を軽く見る発言だけはさすがにダメです」と明言したのです。「それだけは絶対に許されない」と、肉親であっても擁護できない旨をはっきりと述べました。

DaiGoさんの家族構成

DaiGoさんの本名は松丸大吾さんといいます。4人兄弟の長男として生まれ、父・悟さん、母・順子さんのもとで育ちました。母親の順子さんは2012年に癌で亡くなっており、DaiGoさんの人生に大きな影響を与えた存在でした。両親は「自分が好きな道に進むための足がかりになる唯一の武器が勉強」という考えのもと、子どもたちの自主性を尊重しながらも学業を重視したのです。この方針が、4人兄弟全員のエリート的な経歴につながったといえるでしょう。

長男 DaiGo(松丸大吾)

長男のDaiGoさんは、慶應義塾大学を卒業後、メンタリストとして活動を開始しました。YouTuberとしても成功を収め、炎上当時の登録者数は200万人を超えていました。著書の累計部数は400万部に達し、メンタリストとしての地位を確立しています。

次男 松丸彗吾

次男の松丸彗吾さんは、アプリ制作や開発の分野で活躍しています。メディアへの露出は他の兄弟と比べて少ないものの、IT業界で着実にキャリアを積んでいる様子です。

三男 松丸怜吾

三男の松丸怜吾さんは、音楽の道を選びました。ドラマーとして活動しており、独自の芸術性を追求しています。兄弟の中では最も芸術寄りのキャリアを歩んでおり、松丸家の多様性を示す存在です。

四男 松丸亮吾

末弟の松丸亮吾さんは、4人兄弟の中で最も世間的な知名度が高い存在でしょう。東京大学工学部に進学後、起業の道を選んで中退しました。現在はRIDDLER株式会社の代表取締役として、謎解きクリエイターやタレントとして幅広く活動しています。

DaiGoさんのいじめ体験

メンタリストとしての成功の背景には、壮絶な過去がありました。小学1年から中学2年までの8年間、DaiGoさんは深刻ないじめを受けていたのです。この経験が、後の人生に大きな影響を与えることになります。

鉈を投げたエピソード

ある時、母親を馬鹿にされたDaiGoさんは怒りで鉈を投げました。この行動により周囲の反応が一変し、いじめが収まったといいます。「自分の行動一つで世界を変えられる」という確信を得た出来事が、現在の活動につながる転機となりました。

東大受験失敗と慶應進学

DaiGoさんは独学で東京大学を目指していましたが、センター試験でのマークミスにより受験資格を失いました。一浪の末、母親が密かに願書を出していた慶應義塾大学理工学部に合格し進学します。この「東大に落ちた」という経験は、強いコンプレックスとなりました。

コンプレックスが生んだ原動力

東大受験の失敗は、DaiGoさんにとって大きな挫折でした。しかしこのコンプレックスが、大学時代に何かを成し遂げようとする強い原動力となったのです。挫折を糧に成長する姿勢が、後のメンタリストとしての成功につながりました。

メンタリストへの道

大学時代、DaiGoさんはイギリスのメンタリスト、ダレン・ブラウンのパフォーマンスに感銘を受けました。そこから本格的に心理学やメンタリズムの勉強を開始し、独自のスタイルを確立していきます。日本ではまだ珍しかったメンタリストという職業を切り開いた先駆者です。

まとめ

DaiGoさんの炎上は、2021年8月のYouTube配信での差別的発言が原因でした。生活保護受給者やホームレスへの命の選別を示唆する内容は、社会に大きな衝撃を与えます。4人兄弟全員がエリートといえる活躍をしており、末弟の松丸亮吾さんは炎上時に厳しい批判を行いました。