アレン様は何者？少年院に入ってたのは事実？壮絶な生い立ちまとめ

「歩くパワースポット」「生きる幻」として話題のアレン様をご存知でしょうか。独特な言語表現とカリスマ性で多くのファンを魅了する一方、少年院に入っていた過去や1億円を超える整形費用など、衝撃的なエピソードも注目を集めています。本記事では、アレン様とは何者か、壮絶な生い立ちから現在の活動まで解説します。

アレン様は何者？

アレン様は、タレントおよびYouTuberとして活動する人物です。高知県出身で、1993年の早生まれと公言していますが、詳細な生年月日は非公表となっています。美を追求し続け、美容整形に投じた費用は1億円以上に達するという驚異的な経歴を持ちます。

独特のキャラクターと肩書き

「大物マダムタレント」「生きる幻」「歩くパワースポット」「令和の大教祖様」など、数々のユニークな肩書きを持っています。ファンからは「会える幻」「歩く神社」とも呼ばれ、その存在自体がパワースポットであるとされるほどです。アレン様を携帯の待ち受けにしたら採用が決まったなど、不思議な体験談も多数報告されています。

「アレン様構文」とファン層

「ツイーチェ（＝ツイート）」「苔むす（＝笑える）」といった独特な言語表現は、「アレン様構文」または「クリマン語」と呼ばれています。アレン様のファンは「クリマン集団」や「クリマン」と呼ばれ、熱狂的な支持を集めているのが特徴です。

芸能界デビューのきっかけ

2014年、TBSのバラエティ番組『私の何がイケないの?』に出演し、整形に3500万円をかけた「日本一の謎の整形男子」として特集されました。21歳での芸能界デビューでしたが、テレビでは本当の自分を偽るキャラクターを演じることに苦しんだと語っています。

壮絶な生い立ち

アレン様の現在のキャラクターは、壮絶な生い立ちと深く関係しています。小さい頃からこだわりが強く、欲しいローラーシューズを買ってもらうまで家出をするなど、変わった子どもだったそうです。

小学生時代の陰湿ないじめ

小学生時代に酷いいじめに遭いました。普通の男の子が青や黒の筆箱を持つ中、ピンクのキラキラしたものが好きでしたが、周りの目を気にして青を持つような子ではありませんでした。体育が苦手で女の子といる方が楽だったことも、いじめの原因となったそうです。

「おかま」という言葉の傷

当時は「おかま」という言葉を聞くだけで深く傷ついていたと明かしています。少し前までは「おかま＝やべえヤツ」としていじめの対象でした。授業中に全員が自分の悪口を書いた紙が回ってきたという、陰湿ないじめを受けていたことも告白しています。

記憶から消えた中学時代

いじめの記憶にフタをしたため、中学校の思い出はほぼないそうです。いじめが収まらず心を閉ざし、中学時代には不登校となりました。この頃から、アレン様の人生は大きく変わっていくことになります。

少年院入所は事実？非行への道

アレン様が少年院に入っていた過去は、本人が公言している事実です。不登校となった頃、非行グループと親しくなり、グレたことで「自分を取り戻した」と感じたと語っています。

非行の内容と逮捕

タバコ、万引き、出会い系で会った男からカネを盗むなどの非行に走りました。何度も補導された末、中学2年で逮捕されるに至ります。当時のアレン様にとって、非行は自分を表現する手段だったのかもしれません。

四国少年院での約2年間

少年院送致となり、香川県にある四国少年院で約2年間を過ごしました。少年院の中で中学を卒業しています。施設内でのトラブルにより「独房」に入れられた経験があることも明かされており、決して平穏な日々ではありませんでした。

少年院で学んだこと

少年院での2年間で、「自分で生活すること」「社会で行動すること」の全てを学ばせてもらったと述べています。この経験が、後のアレン様の人生観や価値観に大きな影響を与えたことは間違いありません。

整形への転機

少年院を出た後、アレン様は劣等感をバネに美の追求へと舵を切ります。高校を退学し、17歳で上京しました。整形を決意した理由は、自分をいじめていた地元の高知の人々に、きれいになった姿を見返したいという気持ちからでした。

19歳で始めた整形

19歳のとき、鼻にプロテーゼを入れたのが最初の整形でした。目指す顔立ちはブロンドヘアや凹凸のある顔立ちで、欧米寄りの「World Class Beauty」を追求しています。いじめられた過去が、美への執念に変わった瞬間でした。

唯一の労働経験とパトロンとの出会い

上京後、親もお金を出してくれ、仕送りももらっていた時期がありました。しかし、上京前に地元のうどん屋でバイトをした際、勝手にうどんを食べている姿が監視カメラに映り、数日でクビになったのが「唯一の労働人生だった」と語っています。

運命的な出会い

東京に出てきて芸能界入りの方法も分からず、お金もない時に、お金持ちの方（パトロン）との出会いがありました。この出会い以降、金銭的に困窮することは一度もなかったと述べています。整形費用を含め、全身の整形に要した1億円以上の費用は、パトロンが賄っているそうです。

現在の経済状況

現在は支援してくれる人がコロナ禍で減り、1人となりました。その人はシンガポールに住んでいるそうです。美しさを維持することが使命だと感じており、毎月の施術費用は100万円ほどかかるとのこと。貯金はゼロで、毎月数百万入っても高額なジュエリーなどに費やすため、生活がひっ迫すると語っています。

SNSでの活躍と著書の出版

テレビでは本当の自分を偽るキャラクターを演じることに苦しみましたが、SNS上でありのままの自分をさらけ出すことで人気に火がつきました。「人生が楽しくない」と感じていた芸能界デビュー当時とは対照的に、現在は自分らしく輝いています。

初の著書が話題に

2024年10月30日に初の著書『全てアレン様が正しいでございます』が発売されました。発売から1週間で初版発行部が完売するなど大きな話題となり、アレン様の影響力の大きさを証明する結果となりました。

まとめ

アレン様が何者かというと、カリスマ的な存在でファンを魅了するタレントです。幼少期のいじめ、少年院での2年間など壮絶などん底の経験をバネにして乗り越え、多くのファンに愛される存在へと変貌を遂げたのです。その生き様は、多くの人に勇気と希望を与え続けています。